日本では、年間約6億本もの蛍光灯が破棄されています。そのうち8割が埋め立て処理され、リサイクル率は20%以下に過ぎないのが現状です。
蛍光灯には水銀が含まれています。そのため、水銀を除去せずに埋め立てるという行為は、土壌を汚染し、その後酸性雨で溶け出し地下水、河川へと流れ出て、水質汚染を引き起こします。
その水銀で汚染された飲料水、野菜、魚、鳥などを人間が摂取し、体内に蓄積されていきます。
このような大きなツケを後世に残さないためにも、蛍光灯の適正処理が求められています。また、資源の有効活用の観点からも廃蛍光灯官のリサイクルが必要です。